秋冬にかけての乾燥シーズン、念入りにお顔のスキンケアを行っている方は多いはず。ですが手肌や唇といった、乾燥ダメージを受けやすいパーツのケアまでこまめにしている、という方は意外と少ないかもしれませんね。
しかし、「手に年齢が出やすい」と言われるように、手肌はダメージを受けやすい上に人目につきやすいパーツです。また、昨今のマスクによる肌荒れに伴って、唇の乾燥についてのお悩みの声も増えてきています!
そこでここでは、乾燥シーズンこそ大切にしてもらいたい手・唇にフォーカスして、それぞれのおすすめのケア方法をご紹介します。
手肌がダメージを受けやすい原因
まずは手肌について見ていきましょう。他のパーツの肌と比べて、どうして手肌はダメージを受けやすいのでしょうか。
実は、大きな原因は「乾燥」。
手肌は普段から手洗いや水仕事などで皮脂・水分を奪われやすく、紫外線にさらされることで肌奥にある保湿成分のコラーゲンやエラスチンが破壊されてしまいます。
そのため、手肌は乾燥ダメージが蓄積しやすいパーツなのです!
さらに、身体は臓器を守るために、優先的に臓器が集まっている身体の中心部分に血液を集めて体温を維持しようとします。そのため、身体の末端部分の手足にまでは血液が行きにくく、血行不良になりやすいと言えます。
すると、血流に乗って老廃物が回収されにくくなり、肌のターンオーバー(新陳代謝)が乱れて肌の乾燥ダメージが修復されにくくなり、くすみやシミ・シワが目立つようにもなるのです。
唇がダメージを受けやすい原因
次に、唇について見ていきましょう。唇の皮がすぐにめくれて痛い、ひび割れてしまう……、という方は珍しくありません。
というのも唇は、他のパーツと比べて、肌の一番上の層「角層(角質層)」が薄く、水分保持力が弱いため。
また、皮脂腺・汗腺がほぼないため、外的刺激から守るバリア機能が弱く、元々乾燥しやすいパーツなのです!
簡単セルフハンド・リップケア方法
では、放っておくとますます蓄積される乾燥ダメージから手・唇を守るための、おすすめ簡単ケア方法をご紹介します。
【簡単セルフハンドケア方法】
① 血行促進のために、美容オイルをつけてセルフマッサージを行います。手首から指先に向かってもみほぐした後、指1本1本を根元から先端まで軽く引っ張ります。両手のマッサージを行ったら、最後に両手を数回ぎゅっぎゅっと強めに握り合わせましょう。
② ハンドクリームを手の平で温めてから、手・指先まで塗りこみます。指の間や関節部分、爪周りもしっかりと保湿しましょう! 事前に温めることで、肌に浸透しやすくなりますよ。
【簡単セルフリップケア方法】
保湿効果のあるリップクリームを、唇の縦ジワに沿って縦方向に動かしながら塗ります。
1日に数回、こまめに塗り直して唇を潤いヴェールで覆うようにしましょう!
【アンブリオリスのおすすめアイテム】
■べたつきにくいのに手肌しっとり・・・「アンブリオリス ソフトニング ハンドクリーム」
保湿効果や抗炎症作用などのあるアラントイン、天然の潤い成分スクワラン、シアバター、コムギ胚芽油、グリセリンが乾燥による手肌の荒れを防ぎ、肌表面を柔らかに保つハンドクリーム。
軽く伸びの良いクリームなので潤いつつさらっと手肌になじみ、べたつきにくい使用感です。
■保湿力アップのリップケア・・・「アンブリオリス リップスティック」
天然由来の保湿成分ミツロウ、カルナウバロウ、シアバター、植物由来オイルやエーデルワイスエキスが唇を乾燥から守り、ビタミンE誘導体が荒れを防ぐリップクリーム。
かさつきやすい唇表面をしっとりなめらかに整えて、美リップに導きます。