湿気と暑さでジメジメと不快な日が続く梅雨シーズン。顔のべたつき・テカリのほかにも、気になる肌トラブルに毛穴の開きや毛穴詰まりによる大人ニキビが挙げられます。

どうして湿度の高い梅雨時にはこのような毛穴トラブルが起こりやすいのか、疑問に思いませんか？

そこで今回のビューティーコラムでは、梅雨時に陥りやすい毛穴トラブルの原因とスキンケアによる毛穴対策についてご紹介します！

梅雨時は隠れ乾燥肌になりやすい！？

6月ごろからの梅雨シーズンといえば、ジメジメと肌にまとわりつくような湿気。そして気温も本格的な夏に向けてグングンと上昇する時期です。

気温が上がると皮膚表面の温度（皮膚温）も上昇し、比例して皮脂の分泌量も増えます。その関係は、なんと「皮膚温が４℃上がると皮脂分泌量は２倍になる」と言われているほど明らかなのです。

最近では、梅雨の時期にはすでに30℃前後の気温になる日が多く、当然ながら皮脂量も急増しています。

さらに、汗と皮脂でべたつくために、多くの方が保湿よりも汗や皮脂を落とすことに注意を向けるため、ゴシゴシと強い洗浄力のクレンジングや洗顔料を使用したり、保湿アイテムを使用しなかったりすることも。

このような皮脂量の増加による「過剰な洗顔」「保湿ケアの怠り」に追い打ちをかけるように、室内では除湿や冷風などのエアコン機能を使用することで、肌内部は急激な乾燥状態に陥ります。

ですが、皮脂量自体は増えているため、肌内部が乾燥している「隠れ乾燥肌（インナードライ肌）」になっていると気づかずに、さらに刺激の強い洗顔を繰り返したり、保湿ケアをしなかったり……。すると、肌は乾燥を防ごうとますます過剰に皮脂を分泌してしまい、結果的に隠れ乾燥肌の悪循環に！

 

乾燥肌に角栓詰まりが増える！？

それでは、隠れ乾燥肌になるとどうして毛穴トラブルまで起こりやすくなるのでしょうか。その理由は、毛穴に詰まる角栓が出来る仕組みにあります。

角栓とは、約70％が角質細胞、残りの約30％が皮脂などにできた物質です。そして、この大部分を占める角質細胞とは、ターンオーバー（肌の生まれ変わりサイクル）によって、本来ならアカとなって自然に剥がれ落ちます。

しかし、肌内部が乾燥するとこのターンオーバーの周期が乱れてしまい、古い角質細胞がキレイに剥がれ落ちなくなってしまいます。

すると、古い角質細胞が毛穴に落ち込み、皮脂と混ざり合って角栓になるのです。

以上から、肌の乾燥によって角栓ができやすくなり、毛穴詰まりや毛穴開き、また毛穴詰まりによる大人ニキビなど、様々な毛穴トラブルが引き起こされるのです！

梅雨時の毛穴対策

梅雨時の毛穴対策について見ていきましょう。

肌の乾燥が毛穴トラブルの原因であることから、乾燥を防ぐのが基本です。ですが、ベタベタとした時期に油分たっぷりなスキンケアはやはり重いイメージですよね。

そこでおすすめなのが、軽いテクスチャーかつ保湿成分がたっぷりと配合された化粧水で、まずは肌の水分量をしっかりと高めること。

化粧水で水分をたっぷりと補給したら、水分を閉じ込めるように保湿系の乳液やジェルを重ねます。乾燥が気になる部分は重ね塗りもおすすめです。塗るたびにハンドプレスをして、乾燥して弱った肌に美容・保湿成分をしっかりと浸透させるように心がけましょう。

なお、梅雨時から夏にかけては清涼感のあるアルコール（エタノール）配合のアイテムを選ぶ方もいますが、肌の乾燥に心当たりがある場合は、低刺激なアルコール不使用（ノンアルコール）のスキンケアアイテムを選ぶようにしましょう。

 

アンブリオリスのおすすめアイテム

■引き締めてうるおすノンアルコール化粧水・・・「アンブリオリス ロザメリスローション 」

ローズ・オレンジ・ハマメリス・コーンフラワーの４種の植物エキス配合で、肌を引き締めながらうるおいを与える、ノンアルコール化粧水。

スプレー式なので、手軽に顔やボディになじませやすく、朝晩のスキンケアから日中の保湿ケアまで幅広く使用できます。サラっとしたテクスチャーでべとつかず、甘く優しいローズの香りで癒し効果も楽しめます。

■テカリを抑えるみずみずしい保湿ジェルクリーム・・・「アンブリオリス イドラマットエマルジョン」

肌を潤しながら、気になるテカリを抑えてマットな状態を保つジェルクリーム。天然由来成分のタピオカデンプンが余分な皮脂を吸収し、さらりとしたみずみずしい肌へと導きます。

アプリコットオイルが肌を整えて、グリセリンやビタミンEが潤いとハリをプラス。メイク前に塗布すれば、なめらかでマットな肌をキープできます。

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