うだるような暑さの続く夏、保湿ケアが手薄になっていませんか?
秋冬用から夏用に、さっぱり系のスキンケアアイテムに替える人も少なくありません。中にはクリームを使わない! という強者も。
こってりとした保湿クリームはたしかに使う気になれませんよね。しかし、夏の保湿ケアを怠ると思わぬ落とし穴がまっているのです。
今回のビューティーコラムでは、夏のうるおい不足がまねくインナードライ肌とその予防策をお伝えします。
うるおいに満ちたすこやかな肌で、暑い夏を乗り切りましょう!
インナードライ肌とは?
インナードライ肌とは、一見問題なく見えるのに肌内部のうるおいが不足している状態のこと。夏は汗などで肌がべたつきやすく、乾燥してないと勘違いしてしまう人がたくさんいることから、「隠れ乾燥肌」とも呼ばれています。
肌表面の皮脂量が多い脂性肌の人でも、実はインナードライ状態だったということは少なくありません。
特に乾燥肌でもないのに、「夏は肌の表面がカサつく」「化粧のノリが悪い」「肌のキメが目立つ」――そんな人は、このインナードライ肌を視野に入れてみてください。
夏のインナードライ肌の原因
夏に陥りがちなインナードライ肌は、いったいどのようにして引き起こされるのでしょうか。以下で、原因となる2つの要素をご説明します。
【1.紫外線】
女性にとって、夏の大敵といえるのが紫外線です。紫外線を浴び続けると、肌が日焼けすることはご存知でしょう。
しかし、紫外線による肌への影響は日焼けだけではありません。紫外線を浴びすぎると、肌のうるおいが出ていきやすい状態になってしまうのです。
紫外線は、肌のうるおいを留めておく働きのある角質層にまでダメージを及ぼします。その結果、さまざまな肌トラブルに繋がる恐れも。
とくに、7月から8月にかけて量が増える紫外線B波(UV-B)には注意が必要です。肌が焼けるのを気にしないという人でも、うるおいを守るためには紫外線対策を怠らないようにしましょう。
【2.エアコンの風と冷え】
くらくらするような気温の高い夏場には、エアコンが欠かせません。熱中症の予防にも役立つため、オフィスや商業施設など、あらゆる場所でエアコンの風を浴びることになるでしょう。
ですが、うちわや扇子などと違って、エアコンのパワーある風は肌を乾燥させがち。
さらにエアコンは冷えをまねくこととなり、身体の血のめぐりにも影響を及ぼします。身体が冷えると乾燥も加速してしまい、良くないことだらけです。
エアコンのスイング機能や風量調節などで工夫し、強い風を直接浴びすぎないよう注意しましょう。
インナードライ肌を防ぐためには?
夏の肌をトラブルに導きかねないインナードライ肌。以下では、日々の生活のなかで気をつけるポイントを3つご紹介します。
【1.紫外線対策を万全に】
まずは、インナードライ肌の原因にもなる紫外線対策を徹底しましょう。日焼け止めはもちろん、外出する際はサングラスや日傘の使用がおすすめです。
屋内で過ごす場合でも、紫外線は窓ガラスを通って室内に侵入するため、日焼け止めを塗ることをおすすめします。
日焼け止めの効果をキープできる時間は商品によってさまざまなため、事前にチェックしておくと良いですよ。汗をかくシーンなど、適時塗り直すことも意識しましょう。
【2.正しいスキンケアを】
正しいスキンケアも、インナードライ肌防止に役立ちます。
肌のべたつきが気になると、ついつい多めに洗顔してしまうもの。しかし過剰な洗顔は、肌の余分な油脂を取り過ぎるだけでなく、摩擦で肌を傷つける可能性もあります。
朝晩1回ずつの洗顔に留め、泡で包み込むようにしてやさしく洗いましょう。
また、化粧水や乳液などの基礎化粧品も、量をセーブせずたっぷり使うのがおすすめです。「なんだか化粧水が肌に染み込みにくいな」という日には、コットンでパッティングをしたり、スキンケア前にホットタオルで肌を温めてみたりしましょう。
【3.夏こそ保湿クリームや美容液を使う】
肌をさっぱりさせたい夏は、保湿クリームや美容液を使わないという人もいるでしょう。しかし、夏にあえて保湿クリームを使うことが重要です。
というのも、化粧水などでいくら肌にうるおいを与えても、しっかりとフタをしないとたちまち水分は失われてしまい、インナードライ肌の原因に。
それでも、重たいテクスチャーの保湿クリームはちょっと……という人は、軽い使い心地で保湿力もあるアイテムを選んでみてはいかがでしょうか。
夏こそアイテム選びを工夫しながら、乾燥しやすい夏の肌と上手に付き合っていきましょう。
アンブリオリスのおすすめアイテム
■軽やかな使い心地が夏にぴったり…「アンブリオリス イドラクリーム ライト」
すっとお肌になじむ爽快感あふれるテクスチャーで、べたつきが気になる人におすすめの「アンブリオリス イドラクリーム ライト」。みずみずしいお肌を長時間キープし、なめらかな肌に整える保湿クリームです。
保湿に特化した、ニンファエアアルバ花エキス・ヒアルロン酸Naを配合。気温の変化や乾燥といった外的刺激からお肌を守る、フレッシュな使用感で夏に使いやすい一品です。
■テカリを防ぐジェルクリームタイプ…「アンブリオリス イドラマットエマルジョン」
うるおいはチャージしたいけれど、テカって見えるのが心配という人におすすめなのが「アンブリオリス イドラマットエマルジョン」。肌にうるおいを与えながらも、テカリを抑えたマット肌に導くジェルクリームです。
グリセリン・アプリコットオイルなど、お肌にハリとうるおいを与え、整える働きが期待できる成分をメインに構成。みずみずしいジェルクリームタイプで、肌へのなじみやすさも魅力です。