唇の黒ずみ・くすみにつながる原因とは？きれいなピンクリップを目指す対策をご紹介

ビューティーコラム

2022/11/15 ビューティーアドバイス

リップの色味を邪魔する、唇の黒ずみやくすみ。せっかくお気に入りのアイテムを見つけたのに、思い描いたとおりに発色しない……。そんなお悩みはないでしょうか。唇の黒ずみ・くすみは生まれつきの場合もありますが、日常に潜むあることが原因の可能性も高いもの。それさえ回避できれば、きれいなピンク色の唇も夢ではありません。

そこで今回のビューティーコラムでは、唇の黒ずみやくすみを予防するおすすめの対策をご紹介します。唇のフチが黒くなっていて気になるという方も、ぜひ注目してみてください。

唇の黒ずみやくすみの5大原因を解説

はじめに、唇の黒ずみやくすみを引き起こす原因について解説します。先天性の場合を除いては、次のような5つのことが主な原因として挙げられます。

乾燥によるターンオーバーの乱れ

まず考えられるのが、乾燥によって生じる黒ずみやくすみ。乾燥と聞くと荒れやひび割れが思い起こされがちですが、肌の生まれ変わりサイクル「ターンオーバー」を乱すのも乾燥です。 ターンオーバーが乱れると、本来は自然に剥がれ落ちるはずの古い角質が唇の表面に留まりやすくなります。その結果、唇がどんよりと濁った色に見えるのです。

摩擦・紫外線・タバコによるメラニンの増加

次に原因となるのが、メラニン色素の増加です。しみやそばかすの原因ともなるメラニンは、メラノサイトが活性化することでつくられます。このメラノサイトを刺激するのが、摩擦や紫外線、そしてタバコに含まれるタール色素（いわゆるヤニ）です。

メラニンが増加することによって、肌にシミができるのと同様、唇の色が黒ずんだりくすんだりしてしまいます。

血行不良や病気・症状によるもの

どちらかというとくすみが気になるなら、血行不良が関係しているのかもしれません。唇は、ほかの箇所より皮膚が薄いため、血流が滞ることによるくすみが目立ちやすいのです。また、乾燥や血行不良ではなく、病気が影響している場合もあります。唇にポツポツとシミのような斑点が現れる「口唇メラノーシス」や、皮膚ガンの一種である「悪性黒色腫」などが代表的な例です。そのほか、口唇炎などの症状には紫外線が影響して起こるケースもあります。気になる症状がある場合は、早めに皮膚科を受診しましょう。

ピンク色の唇を目指すリップケアを紹介

黒ずみやくすみのない、きれいな唇を保つためには日々のケアが欠かせません。原因を知ったうえで、次に紹介するリップケアを取り入れてみてください。

リップクリームで保湿する

リップクリームを塗って保湿を徹底することは、最優先したい対策の一つです。紫外線やアイテムによる色素沈着も、乾燥した唇にこそ起こりやすいもの。こまめな塗り直しが必要不可欠ですが、塗る時の摩擦も黒ずみやくすみにつながる可能性があります。そのためなるべく肌を強くこすらないよう、やさしい力で塗り広げることを心がけてくださいね。

スクラブや美容液でスペシャルケア

週に1回程度の頻度で、スクラブや美容液で特別なお手入れをするのもおすすめ。リップスクラブは古い角質を除去して、後から塗るリップクリームや美容液の浸透を良くしてくれます。 ※リップスクラブを週に何度も使うと、健康な角質細胞まで取り除いてしまうリスクがあるためご注意ください。また、乾燥がひどいときは唇用の美容液に注目。唇に塗り広げるだけでも十分ケアできますが、塗ったあとにラップをかぶせて保湿すると、よりうるおった状態を目指せますよ。

マッサージで血行促進

血行不良によるくすみを防ぎたいなら、唇のマッサージを取り入れてみてください。ただし摩擦を与えるのはNGのため、あらかじめリップクリームや保湿剤をたっぷり塗っておきましょう。

【唇の血行促進マッサージ】
1、薬指の腹を、上唇の中央から口角に向けてくるくる円を描きながら動かす
2、下唇も1と同様の手順を踏む
3、薬指の腹で唇全体を軽くタッピングする

1から3を、毎晩5回ほど繰り返してみてください。タッピングは刺激になりすぎる場合もあるため、唇が荒れていたり乾燥がひどかったりするときは飛ばしても構いません。

スキンケアと同じくリップケアも毎日丁寧におこなうことで、潤いのあるピンク色の唇は叶うはず。あきらめずに保湿を徹底して、理想の唇を目指してくださいね。

アンブリオリスのおすすめアイテム

■ 植物由来の保湿成分たっぷりのリップクリーム…「アンブリオリスリップスティック」
黒ずみやくすみの原因になる乾燥を防ぎ、うるおいあふれる唇に導く無色のリップクリーム。
99％植物由来の成分で構成されているうえ、ビタミンE誘導体（酢酸トコフェロール）が唇の荒れを予防します。パラベンやアルコールといった添加物は不使用。唇をしっとりと整えてくれるリップスティックです。

■ 保湿しながら鮮やかな唇に…「アンブリオリスコンフォートリップバームルージュアンタンス」
保湿と鮮やかな発色をWで叶えるリップバーム。
ヒマシ油・コットンシードオイル・ビタミンE（トコフェロール）の3つの保湿成分を配合した、パッと目を引くつややかな唇に仕上がるクレヨンタイプのリップです。これ1本でリップクリームの役割もあるため、リップ下地を仕込む必要もありません。メイクに時間をかけたくない、保湿しながら品よく鮮やかな赤い唇を手に入れたい方におすすめ。アイメイクやチークにもお使いいただけます。